なっとうに挑戦!

ある日ヨーグルトを作りながら、苦肉の策として考えた炊飯器保温。
ソレが可能だとわかってから、ついに 長年の夢『納豆作り』への挑戦が実現したのです!!
これぞ オリジナル! 炊飯器納豆の登場です。

@大豆を一晩水につけて
ふやかしておきます。
こんなに違います。 Aせいろにクッキングペーパーを敷いて、
柔らかく煮た大豆を、入れます。一度に入れ
すぎないで。(豆が見え隠れするくらい。)
B元の菌となる納豆を数粒入れて、よく
まぜまぜします。
C炊飯器に少しだけ水を張って、数分
だけスイッチを入れて暖めておき、そこへ
大豆をいれます。
DスタンバイOKです。
E今回の納豆つくりの必携品が、このタイマー。
一定時間だけ保温がつくようにして、温度の調節をします。
F納豆が呼吸できるように、重しをしてフタが完全に閉まらないようにします。 Gそのまま保温。(目安は24時間)
(写真上)12時間ほどで表面に白い納豆菌が繁殖しているのが見えますが、まだ豆は熟していないので、さらに忍耐強く待ちます。


製作メモ :
○下に敷くクッキングペーパーも、試行錯誤の末に行き当たったアイデアです。乾燥を防いでくれたり、余分な水は適当に吸い込んでくれるので、思った以上に大活躍してくれました。
○大豆はふつうの鍋でも煮られますが、たいそう時間がかかるので、できるなら圧力鍋がおすすめ。ほんの20分ほどで、指でつぶせるくらいの硬さになります。
○ネックとなる保温のプログラムは、季節や時間帯、使う釜などによって違ってくるので一概にはいえません。うちの場合、室温20度ぐらいの時に、1〜1時間半に10分保温ぐらいのペースでしたが、昼間は様子を見ながら、温まっていないようだったら手動でスイッチを入れたり切ったり
臨機応変に対応していました。ただし、熱すぎには注意。納豆菌が死んでしまいます。
○出来上がっても、何日か冷蔵庫にねかせておいたほうが、風味が増すようです。その時も、クッキングペーパーに包んだまま器に入れ替えて、軽くラップをかけておくといいかも。

●炊飯器納豆が大成功に終わって気をよくして、次回には『二段重ね』に挑戦してみました。
この時は、またまた頭を悩ませた挙句、上段には「油こし紙」を敷いてみたのですが、
納豆がねばってくるとくっついてしまって、なかなかいただけませんでした。
やっぱりクッキングペーパーがよろしいようです。
使用する大豆は、オーガニックのお店で売っている黄大豆。あんこの元の小豆なんかも、そこで買っています。


事後談:作る前はちょっと構えていましたが、納豆づくりといっても、要するにパンやヨーグルトなんかと同じ。
良い菌を増やす作業をするというだけで、何も複雑なことはないのですよね。
夢にまで見た『ほかほかご飯に、思いっきり納豆をかけて』食べる(私には)贅沢なごはんは、これからしばしば
食卓に登場することになりそうです。